はじめてのはてなブログ。試運転がてら。
「メルカリの新規公開株抽選当たるとデカイぞ」という知人の言葉に誘われて、証券口座を開設。その流れで株の短期投資を初めて2ヶ月が経ちました。ちなみにメルカリ株は落選しましたが、初値5000円を予想して上場開始から指値で購入→幸いその日に5300円で売り抜けました。
ほんのつい先日までは「少額ながらもマイナスを出さない。大勝ちしないけど、負けのない実績」をモットーに細々売ったり勝ったり塩漬け株を保有していたのですが、上昇気流を見て買ったJMC株の一瞬の急落で5万円のマイナスを出し、株を初めて以来最大の大負けを記録してしまいました。用事で出先だったのですが、後場終了30分前にチェックしたら突然300円以上ガクンと下がってました。電車内でゲヤーと叫ぶところでした。
高い授業料を払いながら自分なりに身体で覚えた教訓
- 注目株のデイトレなら寄り付きから15分～30分以内が一番上がるタイミング。
前場いまいちだった銘柄が後場で大きく盛り返す場合もたまにあるが、それもやはり後場開始から15分～30分の短期決戦、な気がする。
- 急上昇の注目株は上げ幅下げ幅の秒速がガチで半端ない。200円上がったので売ろうと売り注文ボタンをタップした瞬間に100円以上下がることもあり（この間、およそ1秒）、eスポーツ並の反射速度を要求される事もある。
- やはり前日かその日の早朝に日経などの大手経済ニュースに目を通してその日の購入株を吟味する事が肝要。より多くのトレーダーが「これは上がる」と確信して買いに走ってくれないと値上がりしないので、マイナー過ぎるニュースソースはあまり意味がない。
- たとえ株主優待や思い入れのある優良株でも数を持ちすぎると、いざ大本命が見つかった時余力がなく身動きが取れなくなるので、資金に余裕のない内は持ち株は多くても5銘柄以内に抑える。塩漬け株は極力持たない。
- 慣れない内は、一日一銘柄を購入して利確するのがいい。
- 「『□社が○○の開発に成功！』などの好材料は報道で発表された時が売り時なので、買いに走るのはもう遅い」と言われるが、観測範囲ではその限りではない。
- 週のシメということで、金曜日の取引は利確に走る人が多い。注目株の暴落には注意。
- ネットのデマやネット投資家の予測に踊らされない。
- よしながふみの『きのう何食べた？』に、「その日に2万円儲かったら、それ以上欲をかかずに即撤退」を貫くゆるゆるデイトレーダーが登場するが、彼のスタイルは大正義。なんなら1万円儲かったら様子見などせず即利確して撤退でもいい。
- ここまで対策しようが、『インベスターZ』を熟読しようが負ける時は負ける。
結論：短期トレードとは、情報収集と一瞬の決断力、ボタン押下反射速度が求められるeスポーツだった。
結局、初心者に限らず一番効率的で確実なのは、自分の趣味や関心に一番近くて、心から成長を確信している銘柄を買ってじっくり様子をみることだと思います。リリース情報やら開発情報が意識しなくても脳にガンガン入り込んでくるし。精神的な落ち着きも、関心度の薄い業界の銘柄の上下に振り回されて一喜一憂してる状態に比べて、段違いでしょう。例えば私は任天堂を愛するゲーマーの1人なので、任天堂がE3の発表から数千円以上大暴落したとしても（海外ウケの良いマリオもゼルダも新作がなくスマホゲーもなく、スイッチのスマブラ一本頼みの発表内容だったうえ発売日が年末だったことが海外投資家から大ブーイングを食らった）、近いうちに必ず40,000円台まで戻ると確信して買いに走る事ができます。暴落しても高すぎて結局持ってないけど。
あと私はヒカキンさん好きで、他のUUUM所属推しユーチューバーも多いのでUUUM株を持ってたんですが、先日JMCのマイナス分を補わなきゃと慌てて利確してしまって今わりと後悔。将来性も充分でその後も順調に伸びている優良成長株企業ですし、個人的には将来1万円超えてまだまだ成長する銘柄だと思ってますので、早いうちにもう一度買い戻して長期保有できたらなぁと思います。デレステ厨なので、本当はサイバーエージェントを応援したいところですが、あまり安定しないので手が出にくくてねぇ。
あくまで余剰資金を使って運用するようにしてますが、私の中では割と本気でトレーダー道を極めたく、今勉強中です。【ド派手な勝ちはないかわりに火傷もしない。コツコツ少額の利益を重ねてこれで一ヶ月ささやかに食えるようになるスタイル】を目下の目標にして。
『金持ち父さん』系の経済読み物はこれまで胡散臭いなぁと敬遠してきたけれど、とりあえずバフェットだけでも読むかなぁ。
